立体地図(レリーフマップ)の面白さを紹介いたします。
立体地図の富士製作所 タイトル

立体地図(レリーフマップ)のおもしろさ

立体地図(レリーフマップ) 県図 長野県

上の写真は
都道府県別立体地図 『 長野県 』 の一部です
立体地図(レリーフマップ)?

立体地図(レリーフマップ)は、地図が印刷された薄いシートに地形型の凸凹をプレス加工でつけた、文字通り立体的になった地図です。

地図を見て、山や谷の形ってなかなかわかりませんね。だから紙製の地図には色分けしてあったり、影がつけてあったりするんですが、
立体の地図ならこれが一目でわかるんです

今までは学校教材向けが中心でした。小学校の教室に飾ってあったり、社会の時間に先生が持ってきて見せた、日本や県の地図です。誰でも見覚えがありますよね。
今では全国の国土交通省などの防災・広報用や、川の学習の副教材によくご利用されています。


全部お見せできないのは本当に残念なんですが、いままで数え切れないほど たくさんの立体地図を作りました。
立体にして初めて見えてくる地形ってあるんです。

この山脈たちの地下には大きな地殻の力がはたらいているなとか、浸食の具合が違うので まわりとは地質が違っているなとか、ごちゃごちゃに入り組んだ急峻な地形の様子など、
等高線だけの紙の地図ではとても分からないでしょう。
博士
立体地図(レリーフマップ)は、
見る高さや角度・光の方向など
見方を変えるだけで様々な表情を見せます。

目線の高さ・角度を変えることにより
山を見上げたとき・山に登ったとき・
飛行機に乗ったときの感覚がよみがえります。

光の当て方を変えれば立体感を強調できたり、
時刻や季節の日のあたり方の再現も出来ます。

たった一枚の立体の地図から
得られるものは、たくさんあります。
穂高岳の原型

右の写真は 『 穂高岳 』 の原型です

比高(ひこう)?


弊社の立体地図の凡例には比高という表示があります。
あまり聞きなれない言葉ですが立体地図製作にはとても重要なものなのです。

たとえば
比高1:2 と表記してあったとします。
これは
『 水平の距離を1としたとき、高さは2倍にしてありますよ 』 という事なのです。
だから平面の普通の地図には表示されていないのです。

では、なぜわざわざ高さの比率を変えるかと言いますと
縮尺の関係で凹凸があまりない時や、地形の状態を強調したいときに比高を高くしていきます。

下の図は、富士山(太平洋側から見た断面)の比高の変化による見た目の違いを表しています。
比高 1:1

実際の比率の富士山です。
思ったより平たく見えます。
比高 1:1
比高 1:1.5

高さを1.5倍にしてみました。
こちらの方が富士山らしく見えます。
比高 1:1.5
比高 1:2

高さを2倍にしてみました。
子供の描く富士山はこんな感じでしょうか。

比高 1:2
比高 1:3

高さを3倍にしてみました。
浮世絵の富士山はこんな感じですね。
比高 1:3

一般に等高線から地形を具体的に
イメージできるようになるまでは慣れを必要としますが、
地形の高低がそのまま表れる立体の地図で地形の概念をつかんでおけば、
平面の地図の解読にも非常に効果的です。

パソコンの地形ソフトや、ビューアにより画面上で
山岳地形を見ることが出来るようになりましたが、
常時表示する ・ 多人数で見る ・ 様々方向から検討する ・
全体のイメージを捉える等においては
立体地図
いちばん手軽で便利です。
立体地図(レリーフマップ)

徳山ダム流域図 等高線CADデータ作成プログラムによる
正確な立体地図の用途は、
公共事業をはじめ、
学習用にも利用されています。

左の写真は水資源開発公団 『 徳山ダム流域図 』 です

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